☆お買い物☆
ここは、先ほど着いた街にある、あまり「大きい」とは言えないくらいの大きさの宿屋。
めずらしく今回は全員一人部屋v
は部屋に入って一番最初にシャワーを浴び、体にタオルを巻いただけの格好でベッドにコロンと転がった。
「きゃ〜vvふかふか〜〜v」
は久しぶりにベッドで、しかも一人で寝れる喜びでご機嫌なのです。
「よく考えると、最近は野宿ばっかりだったからなー・・・。今日は良い夢見れそー♪」
とか考えてるうちに、ある約束を思い出した。
「あ!!そーだ!!八戎と約束があるんだった!!」
は自分の部屋に行こうとしたときに、八戎に「部屋で荷物を置いて30分したらの部屋に迎えに行くので、一緒に買い物に行きましょう」と誘われていたのだ。
「きゃ〜・・・急がなきゃっ!!早くしないと八戎がきちゃう!!」
は急いで服に着替え、メイクをしてる時間はあまりないため、ビューラーで睫毛を上げ、マスカラで睫毛を整え、リップを塗るだけにした。
ちょうど、がリップを塗り終えた瞬間・・・
―――コンコン・・・
「?入りますよ?」
ドアの向こうから八戎の声が聞こえた。
「八戎?どうぞv」
が答えると、ドアがガチャッと開いた。
「用意できました?」
八戎がの部屋に入りながら聞く。
「あ、うんvv」
「じゃぁ行きましょうか」
八戎が手を差し伸べながら問う。
「うんvv」
が八戎の手をとりながら笑顔で答える。
そして二人が宿を出るため、手を繋いで廊下を歩いていると悟浄に会った。
「あ、悟浄。僕達市場まで買い物に行くので、くれぐれも三蔵に殺されないように待っててくださいね」
八戎は笑顔で忠告し、悟浄は呆れながら「へいへい。」と軽く答えたが、あることに気づき呆然とする。
そのあることとは・・・
の右手と八戎の左手が繋がっているということだ。
「なぁに?お二人サン・・・デート?」
悟浄は八戎を横目で睨みつつ、に嫌みったらしく聞いた。
すると、ではなく八戎が「ええ。もちろん」と最強の笑顔で答えた。
「なぁ?ちゃんvこいつより俺と居るほうが楽しいと思うぜ?」
悟浄がウィンクしながらの顔を覗きこむ・・・が・・・
「それでは悟浄、いってきます」
と八戎にを連れていかれ、ポツンと一人残る悟浄くん。
――そして市場・・・
「さて、今日の食材も買いましたし、は何か欲しい物とかありますか?」
八戎がの顔を見ながらいうと猫は「えっと〜・・・あ、あそこ見ていってもいい?」と指差しながら言った。
その指先には、大きなアクセサリー屋さん。
「いいですよv」
は「やったーv」と大喜びで八戎の手を引っ張りながら走り出す。
八戎はに引っ張られるまま、その店に入っていった。
そして少ししてから・・・
「あ、八戎見てみてvvこのピアス可愛い〜v」
とが八戎を呼ぶ。
「ん?どれですか?ああ・・・。本当ですねvに似合うかもしれませんね。」
八戎はピアスをの耳元に近づけて言った。
「本当?ありがとうv」
は目をキラキラさせながら嬉しそうに言った。
「あ!!八戎どうしよう!!もうこんな時間だ!!帰って夕飯を作らなきゃ・・・」
時計を見ると針は夕方の6時半すぎをさしていた。
「そうですね。そろそろ帰らないとあの3人が怒っちゃいますね。」
そう言って八戎はピアスを元の場所に戻し、再びの手をひいて、店を出ていった。
そして、すこし歩いたところに公園があったので、二人はベンチに座り少しだけ、休むことにした。
「あ、。ちょっとだけここで待っててくれませんか?買い忘れたものがあるので・・・」
八戎はスクッと立ちあがり、申し訳なさそうにいった。
「ん?いいよvいってらっしゃいv」
は手を振りながら笑顔で言う。
「じゃ、待っててくださいね」
と言いながら八戎は走って去っていった。
は「うーん・・・暇だな〜・・・面白いことないかな〜・・・」とか思いつつ目を閉じた。
しばらくすると、自分を呼ぶ声が聞こえ、は目を覚ました。
声の主は八戎で、心配そうに「?こんなところで寝てしまっては風邪をひきますよ?」と言ってくれた。
「あ、うん。もう忘れ物は買ってきたの?」
が聞くと、八戎は「ええ。これなんですけどねv」と言いながら小さな袋を出した。
「なぁに?この袋・・・?」
はその袋を受け取り、八戎に尋ねると八戎は「まぁ、開けてみてください。」といった。
八戎に言われたとおり、袋を開けると中から先ほど見ていたピアスが出てきた。
「八戎?これ・・・」
が聞き終わる前に八戎が「日ごろお世話になってるお礼です。うけとってくださいv」と笑顔で言った。
「いいの?日ごろお世話になってるのは私だよ?」
が心配そうに八戎に聞くと、「いいんですよ。それに僕たちが無理やり、この旅にを巻き込んだんですから・・・」
とつぶやいた。
「ありがとう!!大事にするねvv」
はよっぽど嬉しいのか、八戎に飛びついた。
「おっと・・・喜んで頂けて光栄ですよ。さぁ、帰りましょう。」
「うん!」
今度はの方から八戎の手をひいた。
二人が宿屋に戻ったときは7時をすぎていたため、三蔵の機嫌は最高に悪かったのは言うまでもない・・・
《完》
あとがき(ってーかいいわけ)
明:うげぇ〜!!最強に駄文だぁ〜!!
浄:なんで相手が俺じゃないんだ?
明:なんとなく・・・さん!!どうでしたか?!!八戎の初ドリームは・・・えっ!?最低だ?! Σ(▼□▼メ)
八:あのよで、修行してきてくださいv
明:そ・・・そんなぁ!
八:vこんな駄文をココまで読んでくれて、ありがとうございます。また来てくださいねv