きっかけはほんの些細な事・・・

そう、麻雀だった。


 






                
 










旅の途中で立ち寄った、比較的大きな町。

買い揃えたいものもあるし、何より久々に宿で寝れるということで

ここに5日間ほど滞在する事になった。










「じゃあ、部屋割りは悟浄と、悟空と僕、三蔵は1人部屋でいいですね?」

鍵を受け取った八戎が言った。

「えぇ!?、また悟浄と一緒〜!?」

頬っぺたをぷぅーっと膨らませ、悟空が拗ねたように言う。

「こらこら、悟空。そんな野暮なこと言っちゃダメですよ?」





悟浄とは旅が始まる前から付き合っている。

戦力的にも必要だと判断した三蔵が、旅の同行を許可したのだった。





「そうそう、お子様は気が利かねぇから困るよな」

「・・・ごめんね悟空?また今度ね!!」

「どうでもいいから鍵貸せ」

鍵を受け取った面々は、各々の自室へと向った。

























「やったぁぁ!!久々のフカフカベッドだぁぁ」

部屋について颯爽とベッドにダイブする

そんなの上にダイブする悟浄。

「んじゃ、久々にゆっくりヤれるな〜v」

そんな悟浄をかるーく蹴飛ばした。

「いってぇ!!お前最近暴力的だぜ?どっかの生臭ボーズに似てき」






バーンッ






途中まで言いかけたところで、ドア付近から放たれた鉄の弾が悟浄の脇を掠めた。

「誰の事言ってやがんだ、万年発情期男。ぶっ殺すぞ」

「あっぶねぇだろ!大体てめぇ以外に誰が居るんだ、この鬼畜ボーズが!!」

「ちょっと2人とも;;」

は三蔵の胸倉を掴んで居る悟浄と、悟浄の顎に下から銃を突きつけている三蔵の間に入った。










「で?用事は何なんだよ!ったくとの大事な時間を邪魔しやがって」

「悟浄・・・」

その言葉が嬉しくて、は悟浄の腕に寄り添う。

「八戎とバカ猿がどっかから雀卓借りてきたんだ。だからお前もさっさと来い」

「まじ〜!?いくいく〜」

「えっ?あたしは?」

「一人で遊んでてv後で迎えに行くから」






そう言うと、悟浄はの腕をすり抜け、三蔵と行ってしまった。
















「・・・遊んでやろーじゃん!!バカ河童!!!!!」

怒ったは一人で町に向った。


































*


ジャラジャラジャラ・・・






牌を混ぜる音が部屋に響く。

それと重なって悟空のお腹も鳴った。

「はぁ〜。なぁさんぞー!腹減ったぁ〜」

「だったらコレでも食うか?いくら燃費の悪いお前でも幾分腹に溜まるぞ?」

三蔵は悟空に銃口を向けた。

「まぁ三蔵、悟空が空腹を訴えるのも仕方ありませんよ。だって、もう外真っ暗ですから」











あれから6時間。

既に日はどっぷりと暮れ、外には町の明かりが灯っていた。











「・・・あ、やっべぇ・・・。俺ちょっと出てくるわ、飯は先に食ってていいから!」

悟浄はタバコの箱とライターを掴み、部屋から出て行った。































「はぁ、ちょっと飲みすぎたなぁ〜」

一方のはヤケ酒のせいで火照った体を冷ますため、外でブラブラしてた。

















「ねぇ、一緒に遊ばない〜?」

そんな中、後ろから2人組の男に声をかけられた。

「ん〜?いーよ〜」

はいつもなら断るはずのナンパも、酔いが回って判断力が鈍っているのか二つ返事で承諾した。

「じゃあ、いこっぐはっ!!

一人の男が突然倒れた。

「あっれ〜?こんな軟なカラダで人の女引っ掛けようなんて100万年早いんじゃないの?」

運良くその場を通りかかった悟浄は、を自分の腕の中にしっかりと抱えながら言った。

「あ、す、スイマセンでした〜!!!」

男たちは逃げるようにその場を去った。























「・・・ん〜熱い」

が虚ろな瞳で悟浄を見つめる。

「ったく、そんな視線送られたら我慢できねぇっつーの」

悟浄はその場でと唇を重ねた。

もソレに答えるように舌を絡ませる。






「ごめんな?迎えに来るの遅くなって」

抱きしめた耳元でそう呟く。
















「・・・!?ご、悟浄!?」















キスのお陰か、夜風に当たったせいか分からないが、酔いが覚めてきたはビックリしたように声を上げた。

「なぁーに驚いてんだ?」

はキョロキョロと辺りを見回す。

「いつから居たの?もしかして見てた!?」

あたふたしながら悟浄に聞くに、悟浄は訝しげな視線を送った。

「見てたって・・・何をよ?」











「・・・今、キスしてた、トコ」

とっても言いにくそうに、ボソボソと言う

「はぁ?見てたって当たり前じゃねぇか!俺とがキスしてんだから。今更恥ずかしがるような仲かよ!」





















「え?あたし、悟浄とキス・・・したの?」





















悟浄は呆れたように頭を抱え、しゃがみこんだ。

「って事は何か?さっきのキス、は俺以外の奴としてると思ってたのかよ?」

「・・・あはは・・・酔ってて・・・」

無言のまま、悟浄は下からを睨む。











「・・・ごめんなさい」











悟浄はゆっくりと立ち上がり、の頭を引き寄せた。

「今回は元々俺が悪かったんだし。だからそんな顔すんなって。もう怒ってねぇよ。それに、お前を泣かすのはベッドの上だけで充分だしな」

「悟浄っっ!」

は悟浄の腕に抱きついた。











しかし、次の瞬間にはその腕はしっかりと悟浄の手に捕らえられていた。











「てか、いつもより積極的だったよな?」

「え゛ぇ!?そ、そんな事」

「今度は、どんな時でも俺だって思い出させるようにしてやるよ。この5日間かけてじーっくりとなv」

「う゛ぅ・・・自分だって三蔵に似てきたじゃん!!鬼畜エロ河童!!」

「ばーか。俺はだけにだからいいんだよ」















そしてはこの町に滞在していた5日間、毎日身体の痛みを八戎に訴えてたとか・・・
















+おまけ+



「へっくしゅん」

「あれ?さんぞー風邪か?」

「違いますよ悟空。きっとどっかの
バカップル“三蔵に似てきたじゃん!!鬼畜エロ河童!!”とか、“俺はお前にだけだからいいんだよ”とかくさいセリフ吐き合ってるんですよ(微笑」

「へぇ!!なんか面白そーな奴らだな!!会ってみてぇ!!」

「・・・あいつ等帰ってきたらぶっ殺す」

「クス、怖いですね〜三蔵は(微笑」





一番怖いのは、八戎の微笑みであった。


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アトガキ

41214番を踏んで下さった、明星サマからのリクでした!!

今回はキリ番2回目で、しかも明星サマのサイトが最遊記を扱っているので初ジャンルです!!

こんな似非悟浄モノを押し付けて、苦情が来ないかドキドキです;;

明サマの素敵悟浄に程遠いですけど、受け取ってください!!(2004/3/15)



☆明星より☆
すっごいですよねぇ〜vv
初ジャンルでも完璧ですヨ!
悟浄、かっこいいっす!
最高ですよねぇ〜(パラダイス(笑))
ジャンルフリーという特別なことをしてくださったので、無理を言って書いてもらいました!
本当にありがとうございます☆
文字の飾りつけとかも、頂いたそのままにしてみましたv
お礼を書かなきゃ・・☆
ちなみに、リクエストしてすぐに書いてくださりました!
2004年3月15日