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☆風邪薬☆
ある日私は学校の保健室で眠っていた。 なぜかというと倒れたからである。 確かあれは今から15分くらい前のことだったな・・・ 「 」 私の名前を呼んだのは私の彼、蔵馬・・いや、南野 秀一である。 本名は蔵馬だけども、学校では秀一と呼ぶ約束になっている。 「何?秀・・・」 私が秀一の名を呼び終わらぬうちに「どうかしたのか?調子わるそうだけど・・」と言われて、 「ん?そんなことないよ〜?ただ、今日はなんか・・酸素が薄いような気がして・・・」 私は秀一の言っている意味がよく分からなかったんだけ・・・。 調子が悪そう?私が?そんなことありえないのに・・・ 「酸素が薄い?どうして?」 秀一は「?」を頭に浮かべながら私に尋ねてきて・・・。 「だって何か息苦しいんだもん」 私がそう言ったら秀一は「ちょっと失礼しますよ」と言って、私の前髪を手のひらで上げ自分の おでこと、私のおでこをコツンと会わせてきたっけ。 「う〜ん・・・ 、熱ありません?」 秀一はそう言いながら心配そうな顔してたな・・・ 私はそれが少し嬉しかったんだ。 でも心配はかけたくないという気持ちが大きかったため、「熱なんかないよ。これが私の微熱w だから心配しないで」と嘘をついてしまったんだ・・・。 そう言ったあと、私は笑顔で微笑んで見せたが、秀一はまだ心配そうな顔で「本当ですか?」と 聞き返してきてくれたけど、コレ以上ここに居たらばれてしまうと思った私は「うん。あ、ちょっと おトイレに言ってくるね」と言って回れ右をしたとたん、頭がクラッとして・・・ それで・・・ それで・・・そうしたんだけ・・・? あれっ? 私が一生懸命思い出そうとしていると、保健室のドアがガラッと開いた。 そして中に入ってきたのは、秀一だった。 「 ・・・大丈夫ですか?」 秀一は私の頬に手をあてながら言った。 「んw大丈夫だよ。」 私は秀一の手を自分の頬と手で挟みながら言った。 「今度からは正直に言ってくださいよ?倒れる前に・・・」 秀一は少し怒り気味に言う。 「は〜い・・・。やっぱり、ばれてたのか・・・」 私が残念そうに言うと秀一は「あたりまえじゃないですか。それよりも、先生には許可を得てい るので、帰りますよ。」そう言うと秀一は私の体をフワッと持ち上げた。 「ちょ、ちょっと蔵馬っ?!恥ずかしいからおろして」 私がもともと赤い顔を、よけいに赤くして言うと秀一はニコッと微笑み「残念でした。俺は秀一で す。」 と言った。 そう私は今、秀一に抱き上げられているのである。 言えば、お姫様だっこ状態である。 「お〜ろ〜し〜て〜!!」 私がジタバタと暴れていると秀一は「 。暴れるとこの体制のまま、教室に行きますよ?」 秀一は言ったことは実行するタイプである。 なのでこれ以上暴れてはいけないと思った私は暴れるのをピタッとやめた。 すると秀一はクスッと笑い「それじゃ、帰りますか。」といった。 「うん」と私が頷くのを見てから、秀一は保健室を出て、盟王高等学校をあとにした。 ―― の家(秀一の家)・・・ 「ただいま・・・母さん居るかな?」秀一がそう言いながらキョロキョロとあたりを見まわしてから 「居ないみたいだな」といった。 「ね、秀一・・・もう家に着いたんだからおろして」 私が秀一を見上げながら言うと、秀一は「蔵馬です」と言った。 あ〜・・・そっかぁ・・・もう学校じゃないんだぁ・・・ 結局私は、その体制のままベッドまで運ばれた。 ―― の部屋・・・ 私はベッドに寝かされると蔵馬は椅子を持ってきて座り、「何か食べないと、薬も飲めません ね・・・」と静かに言いながら髪の毛をなでてくれた。 「食べたくないから、いいよ・・・」 と目を閉じてつぶやく私に蔵馬は 「だめですよ、おかゆを作ってきますから少しでも食べてください」と言いながら立ちあがって、 部屋を出て行く・・・ 少ししてから蔵馬はおかゆを持って戻ってきた。 「 。どう?熱下がりました?」お尋ねてくる蔵馬・・・ そして「あ〜・・・だめ、さっきより上がってる」と答える私。 「そうですか・・・。あ、そうそう。さっきお粥を作ってて思い出したんですけど、熱って人にうつせ ば治るっていいますよね?」 私には蔵馬が何を言いたいのかは理解できなかったけど、一応「うん」と答えてみた。 「だから・・・」 その次に言葉は続かなかったけれども、かわりにチュッという音が聞こえてきた。 熱のせいであまり頭の回転していない私はそのときはまだ何がおこったのかは分からなかっ たけれど、少しするとすぐに分かった。 その音とは・・・ 蔵馬が私の唇にキスをしたのだ。 「く、蔵馬っ!?何してんのっ!?」 私はビックリしてそう叫ぶと蔵馬は何事もなかったかのように「ん?キスですよ」と笑顔で言う。 「そうじゃなくて・・・うつったら、どーすんのよっ!?」 と再び叫ぶ私。 「うつすためにしたんですよ・・・」 蔵馬は呆れながら言う。 「だめじゃんか〜!!」 私は蔵馬にうつして、自分が楽になるなど絶対に嫌なのだ。 「いいんですよ。俺だって妖怪です、そのくらい平気です。」 というと優しく微笑む蔵馬。 私はこの微笑に弱いのだ。 もう・・・。 私はいじけモードに入るとすぐに寝てしまった・・・ 翌日、蔵馬が寝こみ私が一日中看病していたのはいうまでもない。 《完》 明:うひゃぁ〜・・・久びのドリーム・・・ 蔵:皆様をお待たせしといて、できたのがコレか? 明:うっ・・・だって・・・ 蔵:だって・・・何だ? 明:何でもないやい!!これからもっと上手くなるんだから!! 蔵:その保証はどこに? 明:どこでもいいでしょ〜?! さんwこんな駄文をココまで読んでくださり、ありがとうございま す。それではっ!!感想をお待ちしております。 |