☆さくらんぼ☆

は今日はご機嫌だ。
なぜなら先ほど街につき、宿もとれたので八戒と一緒に買出しに行き、あるものを買ってもらっ
たからだ。
それは・・・・・


「ただいま〜〜」
がドアを開けて悟浄の部屋へ入ってきた。
なぜなら今日は悟浄と同室だからだ。
「お、おかえり ちゃん」
悟浄は椅子に座ってボーっとしながら煙草をすっていたようだ。
すいかけの煙草を揉み消すと の前に歩いてきた。
「それなんだ?」
悟浄は が大事そうに抱えてる紙袋を指差して聞く。
「あぁ、これ?ちょっと待ってね。今見せてあげるw」
そういって はテーブルに紙袋を置いて、ガザガザと中身を取り出す。
中から出てきたのは真っ赤なチェリーだ。
「へぇ、珍しいぢゃん」
悟浄は の背後から の前にあるチェリーを覗くと言った。
「でしょ、真っ赤で美味しそうだったから八戒に買ってもらったのwあ、三蔵のカードだけど・・・」
てへへ♪と笑う
「ふ〜〜ん・・・」
興味ねぇやという反応の悟浄に はムッとした。
「ふーんって何よ〜。せっかく一緒に食べようと思ったのに・・・いいもん、一人で食べるから」
チェリーを抱えてプイッと横を向く
「なぁんだ、八戒たちの名前出すから八戒たちと食うのかと思ったぜ」
悟浄はホッとしたように言う。
「な、何で八戒が出てくんのよ」
が名前出すからだろぉ?」
が慌てて言うとケロッと悟浄は答えた。
「八戒に買ってもらった!って言っただけぢゃん!別に『一緒に食べる』何か言ってないぢゃ
ん!」
チラッと横目で悟浄を睨む
「ははwそうかそうか、悪かった。んぢゃ食おうぜ?」
悟浄は の前髪を手のひらで避けると額にキスを降らせるようにする。
これがこの二人の仲直りのしるしなのだ。
「うん!洗ってくるから、お皿だしといてw」
ご機嫌に戻った は急いで水道のところへ向かう。
「へ〜い」
悟浄は言われたとおり皿を出す。



しばらくすると が戻ってきた。
「見てみて、カップルチェリーがいっぱいあるよ〜〜!!」
が悟浄に見せたのは2つくっついたチェリーだった。
「ああ、そうだな♪」
悟浄は の持ってるチェリーの片方を の口にいれて、もう片方は自分で口に入れた。
「ん、うまいぢゃんw」
接近しすぎるほど接近してるお互いの顔。
はいっきに赤くなり目をそらした。
「こら、何で目ぇそらすんだよ」
の顔を両手で覆い、クイッと自分方に向きなおさせる。
「だって、悟浄が・・・」
照れる に悟浄は初々しいな・・とか考え、自然と笑顔になる。
「分かった分かったwもうしねぇから、さっさと食おうぜw」
悟浄が言うと は「えっ!?しないのっ!?」とつい本音が出てしまう。
「何だ?wしてほしいんだぁ・・・ ちゃんは素直だねぇ〜〜♪」
思いもよらぬ の台詞に悟浄はつい、ケラケラと笑ってしまう。
「ち、ちがうっ!!」
慌てて言い訳を考えるが、もう遅い。
「ほれ、取って♪」
悟浄はチェリーの茎の部分を咥えて、チェリーを取れという。
は手を伸ばそうとしたが、悟浄は の手を掴んで「口で♪」と言う。
「えっ!やだ!!」
首を左右にブンブン振って拒否る。
「早く」
人の話など全く聞いていない悟浄は急かす。
「む〜〜・・・」
少し諦めモードに入り、勇気を出してそのチェリーを受け取ろうと試みるがはやり、無理だ。
「・・・あのぉ・・・悟浄・・・?やっぱり無理なんですが・・・」
「ったく、しかたねぇなぁ・・・ほら目ぇ瞑ってろ」
悟浄は小さくため息をつき、モジモジしてる に口づける。
すると の口内でコロンと甘いチェリーが転がった。
唇を離す瞬間 は見てしまった。
悟浄の半開きの目と口を・・・。
「悟浄・・・かわいい!!」
は悟浄に口づけされたことより、悟浄の無防備な姿が可愛くてたまらない。
「はぁ?お前、何言ってんの」
驚きを隠せない悟浄。
「いや・・・えっと・・・半開きの目と口が可愛くて可愛くて・・・つい・・・」
は下を向き、ゴニョゴニョというと悟浄は一瞬、フッと鼻で笑ったかと思うと「そんな可愛い悟
浄さんを見れるのは ちゃんだけだぜ?」と口説きはじめる。
「さぁてその台詞をいったい何人の女性に言ったのか・・・」
あんまり信じてない に悟浄はちょっとイヂける。
「な〜んてね♪信じてるからね〜♪悟浄〜♪」
フフッと微笑む に悟浄もつられて微笑む。




こうして二人はチェリーのように甘い時間を過ごした。






《終われ》



《あとがきという名の逃げ道》

ぁ〜・・・
チェリー食べたいなぁ・・・(笑)
それも悟浄と!!(←ここ重要)
悟浄とだったら何しても楽しいだろうなぁ・・・
とか思う私はいったい・・・

ではでは感想お待ちしております
完成日12月10日