☆夜中のお願い☆



が眠いというので、悟浄と はまだ早めだが、寝ることにしベッドに入った。
二人とも疲れがたまっていたのか、すぐに夢の中へと旅立った。
二人が眠りについてからしばらくして、 は目をさました。
時計を見ると夜中の2時を回ったところを指していた。
「ん・・・トイレ・・・」
トイレに行こうと思い起きたのだが、 はかなりの恐がりなので、とても勇気がわかない。
八戒はいつも、寝るときはトイレの前の廊下の明かりや、玄関の明かりを消して寝るので、真
っ暗なのだ。
「ど・・・どうしよう・・・」
ふと横で眠る自分の男に目をやるが、その男は眠っている。
「起こす・・・わけにはいかないかなぁ・・・」
考えながら悟浄の頬をつんつんとつつく
「ん・・・」
悟浄が小さく声をあげて、寝返りをうって の方を向く。
「あ・・・」
その行動が可愛くて、もはや最初の目的を忘れ、ひたすら悟浄の頬をプニプニとつつく
すると悟浄が目を覚ました。
「・・・どうした?
頭を浮かして の膝に頭を置きなおし、 のお腹に顔を摺り寄せる悟浄。
「あ・・・あのね・・ちょっと・・・ついてきて・・・ほしいんだけど・・・」
ゴニョゴニョと言うと悟浄には『何処に』という意味が分かったのだろう・・。
ムクッと起き上がって、「分かった」と言った。
「ぁ・・・ありがとう」
小さくお礼を言って、立ち上がると悟浄も立ち上がった。



「ぢゃぁ、ここで待っといてね」
トイレの前で言うと悟浄は目をこすりながら「へいへい」という。
「絶対だよ、一人はヤダからね」
中に入ってドアから目だけを覗かせ、念を押す
「分かったって・・・早くしてこいよ」
呆れて言うと は、やっとドアを閉めた。


「ふぅ〜・・・ただいま」
やっと中から出てきた はすっきりした〜と言いながら悟浄の服で手を拭いている。
「おい・・・人の服で何してんだよ・・・」
「あ・・・ごめん、間違えた」
てへ♪と誤る に悟浄は「こんな色男とタオルを間違えるかぁ?」という。
その瞬間 は倒れかけた。
「ぉっと・・・」
ギリギリで抱きとめた悟浄は の顔を覗き込む。
すると はスゥーと寝息を立てている。
「おい・・・ったくこのお姫様は・・・」
そう言って悟浄は の細すぎる体を抱きかかえる。
「ま、こういうところが の『いいところ』なんだよな♪」
そのまま寝室に戻り、ベッドに寝かせて、自分もその隣に寝る悟浄。
「・・・ご・・・じょう・・・」
寝ぼけて悟浄の名前を呼ぶと悟浄は を抱きしめて再び眠りにつく。



良い夢を見れますように・・・




《終われ》



あとがきという名の逃げ道
あぁ〜♪
やっぱり悟浄は書きやすいなぁ♪
明の欲望そのままに・・・(笑)
あるんですよねぇ・・・
小さい子って・・・(ーー;)
夜中にトイレ行くのにわざわざ、起こす子が・・・

ではでは感想お待ちしております。

完成日12月15日