☆ピアス〜悟浄編〜☆



「あ〜・・・ピアスしたいなぁ・・・」
さっきからずっとカタログを見つめ、同じ言葉を繰り返している
ちゃん?何でまたピアスなんだ?」
いい加減聞き飽きた・・・というように、 に問いかける悟浄。
「だってさぁ・・・今までずっとしてたのに、閉じちゃったからピアスがいっぱいあるんだ・・・」
「ふーん・・・、でもわざわざ痛い思いしなくてもいいんぢゃねぇ?」
が机に広げたのはピアスだった。
それもかなりの数だ。
「痛くないよ、私何回も開けたりしてるから・・・軟骨にも穴開いてたよ」
はいつもはおろしている髪を珍しく耳にかけ、安全ピンを取り出す。
「おい!ここで開けるのか?しかもソレで・・・」
いきなり耳に刺そうとする に悟浄は少し驚く。
「ん?なんなら悟浄、あけてくれる?自分でやると、いがんぢゃうから・・・」
安全ピンを悟浄に渡すと目を瞑る
「たく・・・知らねぇぞ?どうなっても・・・」
ブツブツ言いながら安全ピンを消毒する悟浄。
「いいから早くやってよぉ・・・」
「へいへい・・・ったく・・・。んぢゃ一気にいくぞ?」
「うん」
の耳を軽くつかむと一気に刺し込む。
プスッと音がした瞬間「いってぇ!!!」となぜか痛くないはずの悟浄が声をあげた。
「悟浄?どしたの・・・」
安全ピンを耳の後ろでとめながら悟浄の顔を覗き込む
「いや、痛々しいからさぁ・・・」
「くすっ♪あの悟浄さんともあろうお方がねぇ・・・」
見せびらかすように悟浄の前に耳を持っていく に悟浄は「見せるなっちゅーに、、、」という。
「あ〜あ・・・俺の ちゃんに穴がぁ・・」
よほどショックなのか、悲しそうに耳に手を持っていく悟浄に は「痛くないって・・・。こういうの
はね、見かけよりも

痛くないものなんだよ」と弁解するように語り始めた。
「ふーん・・・。でも 、片一方だけでいいのか?」
もう片方は?というように、反対の耳に触れる悟浄。
「ああ、私こっち(右)の耳は壊れてるから」
「壊れてる?」
「そう・・・。前にね、ピアスしてたんだけど、飾りが小さすぎて埋まっちゃったの、だからずっと腫
れてて、治らないん

だ。つまりこっちには開けたくても開けられないってこと」
「ふーん・・・ぢゃぁさ、ピアスって二つ売りだろ?一個くれ♪」
ニッと悟浄にしては珍しい子供っぽい表情をむけられた は「いいよ」と言って簡単に一つずつ
渡す。
「さ〜〜んきゅ♪さてと・・・安全ピン借りるな」
はなぜかいつも安全ピンを大量に持ちあるいてるため、一個くらいなくなっても何ともない。
「いいけど・・・まさか」
安全ピンを渡してからハッとし、悟浄の方を向くと悟浄は と同じ耳に穴を開けていた。
「ちょ、ちょっと悟浄!!」
「あ、マヂで痛くねぇな・・・」
慌てる とは違ってケロッとした表情を浮かべる悟浄に は「ばかっ!消毒しなさいよ!」と言
って、消毒スプレー

を悟浄の耳にふりかけてあげる。
「ん、さんきゅ」
「で?何でわざわざあけたの?」
まだあけたばかりの悟浄の耳にそっと触れながら言うと悟浄は「俺と だけのおそろい・・・って
のは中々ねぇから、

やってみたかったんだよな〜」と笑いながら言った。
「もぉ・・・おそろなら、これから、いっぱいできるぢゃん?お互いにしようと思えばね♪」
悟浄の耳にチュッとキスをすると、悟浄は の髪をクシャと撫でた。
「そうだなwあと、これ・・・やる。昔渡そうと思ったんだけど、 が意地張って「勿体無いからい
い」って言ったやつ」
悟浄に渡された袋を開けてみるとそこには悟浄の瞳の色・・・紅いピアスが入っていた。
「あぁ・・・やっぱり買ってくれたんだ・・・。」
ポーッとそのピアスを見つめる に悟浄は心配そうに「やっぱ・・いらねぇ?」と聞いた。
「ううん!いる!ありがとね♪実はまえに「いらない」って言ったの後悔してたんだぁ・・・」
えへへっ♪と笑って早速、開けたての耳にそのピアスをはめこんだ。
そのピアスは光の当たりようによっては、いろんな色に見えるというが、 には”悟浄の色”にし
か見えないようだ。
「それはそれは、光栄です」
ヘヘッと笑い返す悟浄に は小さな声で「でもピアスよりは悟浄の瞳の方が私は好きwでもど
っちも私だけの物」

と呟いた。
「ああ、そうだな♪」





《終われ》

あとがきという名の逃げ道・・・

実話です。
明の耳は片方壊れております(笑)
しかも紅いピアスも持っております(笑)
軟骨にも3連、したことがあります。
でもやめておいたほうがいいです。塞がりにくいですから・・(ーー;)
それにしても・・・最近悟浄のパラダイス・・・いや、ドリームばかりだなぁ・・・
そろそろ蔵馬も書きたいですねぇ・・・。
よし・・・蔵馬ドリームも書こう!!(笑)

ではでは感想お待ちしております

完成日1月9日