☆タンポポ☆
ある晴れた日、三蔵一行は西に向かう途中に休息を取る為に賑やかなとある町に立ち寄っ
た。
「三蔵〜。腹減った〜!」
悟空がお決まりの台詞を口のすると、三蔵は容赦無くハリセンを振り下ろした。
バッシーン!
「いって〜なぁ!何すンだよ!」
「煩ェ!少し黙ってろ!」
そんな日常の遣り取りを見てはクスクスと笑った。
「ぁ、ごめん・・・ふふふv悟空ってタンポポみたいね♪」
「「「「はぁ?」」」」
四人は訳が解らず声をそろえて聞いた。曰く、悟空の頭部とタンポポの黄色い花と綿
毛が似ているからなのだそうだ。
「・・・それにね、悟空を見ていると元気が出てくるのv」
食事処に向かう途中、はそっと悟空に耳うちした。
その数秒後悟空は真っ赤になり、エヘヘと笑って返事の代わりに手を握ってくれた。
が悟空に言った言葉は二人だけの秘密。
「でも、種みたく他の所に行かないで私だけの悟空でいてねv」